打ち寄せる大きな波、天気は快晴、風はオフショア、最高のサーフィン日和です。

そんな最高のコンディションですが、オフショア時には気をつけることがあります。

1.オフショアと波

 
オフショアは波のファイスに向かって吹く風。オフショアはサーファーが沖へ出るゲッティングアウトの時には、後方から押してくれる追い風になりますので、サーファーにとっては有り難い風です。

さらに、波のフェイスをクリーン整え、綺麗なブレイクを造り出します。ロングライドが可能なように、フェイスの壁(ロングウォール)を造りだします。

2.オフショア時に気をつけること

 
サーファーに良い事着く目のオフショアですが、気をつけたい事もあります。

ゲッツングアウトの時に沖へ早く運んでくれるオフショアもアウトから岸に戻る時は向かい風になり、沖に流され、戻れなくなる可能性もあります。

初心者のみなさんは流されていると思ったら、早めに岸に戻る様にしましょう。オフショアの強い日は、波に巻き込まれないように注意が必要です。

普通の波ならゲッティングアウトとかのときに、向かい風のオンショアの方が、うねりを乗越えた時に、後方に押されますが、ウネリを乗り越えれば、後ろから波に引き摺りこまれる危険は少ないと思います。

コレがリップの厚いチューブ波とかでオフショアが強いと、リップ付近のエネルギーが高まり、ウネリを乗越えたと思って油断していると、後方のリップに引き摺りこまれる時があります。

私も、初心者の頃、新島(羽伏浦)のチューブ波で、ウネリを乗り越えて、波待ちの姿勢から、
後方のリップに引き摺りこまれ、バックドロップの状態でチューブに飲みこまれた事が何度かありました。

リップのパワーが有る波では、ウネリを乗り越えても安心せず、リップからなるべく直ぐに離れましょう。

オフショアの強い日は、波が割れ難く、テイクオフポイントまでのパドリングがハードに成る時もあります。

オフショアの強い日は、テイクオフの時に、目の前が飛沫で見えなくなる事もあります。

台風の時、オフショアの強い日の千葉(御宿)で沖に流され岸に戻れず、ジェットスキーに救助されるサーファーを私は何人か見た事があります。

普段は初心者用のビーチブレイクの御宿でも台風の時には危険なポイントに変わります。

初心者のみなさんは、オフショア(風)の強い日は注意しましょう。