ロングボードをインテリアのように室内に立てかけてあるのを、サーフィン雑誌などではよく見かけますが日本の住宅事情ではほぼ不可能でしょう。ロングボードの保管方法にはほんと頭を悩ませますね。

そこで今回は「ロングボードの上手な保管方法」について考えてみましょう。

1.適していない場所

サーフボードの保管場所で絶対にダメなところがあります。

それは直射日光の当たる場所です。夏の車内など、高温になる場所も避けなくてはいけません。

温度が高いとワックスが溶けだすだけではなく、直射日光や高温な場所は、サーフボードが変形したり寿命を縮める原因になるかもしれないのです。

2.適している場所

反対にサーフボードの保管に適している場所はどんなところでしょう。

もうおわかりでしょうね。それは風通しが良く直射日光が当たらない場所です。

またサーフボードは湿気に強いのですが、極端な乾燥は嫌います。エアコンのガンガン効いた室内も苦手なようですので要注意です。

3.保管の前に

サーフィンのあと、サーフボードは綺麗な真水で海水や汚れを洗い落とし、乾いたタオルで水分を拭き取ってから保管してください。

サーフボードは衝撃に弱く傷つきやすいので、ボードケースに入れて保管することをオススメします。

4.保管場所

どのような場に保管すれば良いのでしょうか。

1.室内

室内にロングボードが入るスペースがある場合、盗難などの危険も考慮して室内での保管が良いでしょう。

長さが3メートルほどもあるロングボードを室内保管するためには、室内用のボードラックを使用したり、壁や天井への取り付けたりと色々と保管方法に工夫が必要かもしれません。

2.屋外

室内にスペースがない場合、庭やベランダに保管することになります。

繰り返しになりますが直射日光は避けてください。真夏だと数十分間日光が当たるだけでワックスが溶け出すことがあります。せっかく綺麗に塗ったワックスを塗りなおすことの無いように、また長期間日光にさらして大切なボードを傷めないよう保管方法に注意してください。

3.ボードロッカー

ロングボードを海まで運ぶ車の無い場合や、自宅に保管するスペースが無い場合はボードロッカーがオススメです。

マンションなどの集合住宅では、大きなロングボードがエレベーターに入りきらないこともありますし、低層階以外は階段で重いロングボードを持ち運ぶには不向きです。

その場合はお気に入りのポイントの近くで、トランクルームタイプのボードロッカーを探したり、サーフショップで保管方法について相談することをオススメします。

電車でのアクセスが良いポイントでは、サーフショップにボードを預けているサーファーがたくさんいます。

ショップを通して情報を得たり、素敵なサーフィン仲間に出会えることもあるでしょう。手軽に渋滞知らずでサーフィンにに向かえるのはとても便利ですよね。