サーフィン初心者のための雨の日の波乗りのポイント

海のスポーツをやる上で、わざわざどんよりとした天気の日に行く必要もないだろうと思うかもしれませんが、サーフィンの魅力にとりつかれたらどんな天気だろうと波乗りしたくなるものです。

しかし、自然の中で行うサーフィンには天気はとても重要なので、これらのポイントが理解しておくことが必要です。

1.サーフィンのステージである天気を理解する

自然の中で行うスポーツであるサーフィンをやる上で、自分が走り回るステージになる海の現在のコンディションを理解するのはとても大切です。

天気状況により、海は様々な様相を見せますが、荒々しく牙を向いた波に対して人間の力は無力に等しいため、非常に危険な状態に陥ります。

そのような事にならないためにも、特に初心者の方は現状の海の状況を正しく理解することがサーフィンには重要でしょう。

悪天時のサーフィンは思わぬ危険に巻き込まれることがありますので注意が必要です。

昔は、新聞の天気図を見ながら海に向かうサーファーも多かったですが、今ではスマートフォンで天気予報や天気図を簡単に見ることができます。

悪天時のサーフィンにならないよう天気情報はこまめに入手できる準備をすることが大切です。

自分が海に行く日の天気図と天気予報を確認し、天気な晴れなのか曇りなのか雨なのか、そして気温はどれくらいなのかをチェックし、なるべく暖かい格好で行きましょう。

波予報や波のコンディションを決める風の予報、潮見表をチェックすることも重要です。

サーフィンに魅了されてしまえば、天気が悪くても波のコンディションが良ければ海に入りたくなりますが天気図を見て寒冷前線が通過しそうな時や、大雨洪水注意報や雷注意報や警報が出ている時は海に入るには避けたほうがよいでしょう。

寒冷前線の通過は、風向の急変や急激な風の強まりと非常に強い雨を降らせ、雷を落とす危険性があります。

このような海のコンディションを急激に悪化させる時は、初心者はその急変に対処できなくなる恐れがあるため、なるべく海に入ってサーフィンしないほうがいいでしょう。

また、地形によって波の入り方や風の吹き方も変わりますので、サーフィン初心者の方は自分の入るポイントの特性をよく理解しておくことが必要です。

最もよいのが、地元のサーファーに特性を聞くことですが、知り合いがいない場合は、地元のサーフショップに行き教えてもらったりするとよいでしょう。

インターネットでもサーフポイントの特性を記載しているサイトもありますので、そのようなものを活用すると役立ちます。

特に河口のサーフポイントは、雨が降ることによって流水量が増え、海のコンディションが変わり、波の立ち方や潮の流れ方が変化するため注意が必要になります。

逆にそのポイントに慣れて、特性がわかってくると雨によるコンディションの変化を利用して普段と異なったサーフィンを楽しむことができるようになります。

このように天気により、海のコンディションは非常に変化しますので、雨の日や天気が変わりやすい日は天気予報や波の情報サイトを活用し、サーフィン初心者の方は自分より上手い人と一緒に海に入ることが必要です。

そして、体調が悪い日やあまり寝ていない日などは海に入るのは避けるのがよいでしょう。

プラス1枚のタオルが役立ちます。

雨の日は、着替えただけでタオルはビチャビチャになりますので、着替え用に2枚、そしてもうプラス1枚あると体調が急に悪くなった時に肩やお腹にかけたりすることができるのでとてもサーフィンに役立ちます。

なるべく大きめのバスタオルが重宝します。

初心者のうちからこのことを利用するとサーフィンがより楽しめるでしょう。