映画『ハートブルー』に見られるような、アウトローのイメージ?世間一般の人はサーファーにどのようなイメージを抱いているのでしょうか?

サーファーにもルール有りますし、海から上がれば普通の会社員か学生です。

法的にはサーファーだから許されるという法律もありません。マナーとルールを守り、サーフィンするのが上達のコツです。

1サーフィン帰りの追突事故

 
私は、初心者の友人仲間4人でサーフィンを始めました。当時は80年代初頭の空前のサーフィンブームで、海は朝一から混雑します。

私たちは明け方から、サーフィン出来るように、深夜2時に赤羽駅に集合し、湘南や千葉の海に出掛けました。

帰りは、夕方からのアルバイトに間に合うように、ビーチでは休憩せず、交代で運転して、運転してない者は者中で仮眠を取っておりました。

そんな時に、友人の『ウォー!』と叫び声と共に、衝撃が走り、後部座席で寝ていた私は、
後部座席と前座席の間に転げ落ちました。

私の兄の車を運転した友人がトラックに追突事故を起こした瞬間でした。

この時は、先方は大型トラックなのでバンパーで衝撃を吸収し何も無かったですが、これが普通車で後部座席に乗車者が居れば大怪我に繋がっていたかもしれません。

それ以来、私たちは、深夜2時集合を止め、睡眠をシッカリ取れる朝6時集合に切り替えました。

2サーフフィンのルールとマナー

 

〇サーフグッズのチェック

サーフィンに行く前日はサーフグッズをチェックしてなるべく前日に車載しておきましょう。

車を共用していて、前日に車載出来ないという方もグッズチェックは前日にしておきましょう。

サーフグッズで忘れ易く、忘れると困るのがウェットスーツです。

ワックスとかなら、ショップで買うか、サーフィン仲間に借りるか、知らないサーファーでも借りる事もできますが、ウェットスーツの場合、ショップで買うには金額も大きく、友人に借りるのも、複数のウェットスーツを用意している方も少ない筈です。

貴方にウェットスーツを貸した友人はその時間サーフィンが出来ず友人に迷惑を掛けます。

サーフボードを忘れてしまうサーファーは少ない筈ですが、友人に借りるとウェットスーツ同様友人に迷惑がかかります。

サーフグッズの忘れ物は他人に迷惑を掛けるかもしれないので注意しましょう。

〇ゲッティングアウト

この時に一番、気お付けたいのが、沖から乗って来るサーファーとの接触事故です。

サーフボードにはスケッグ(フィン)が付いていますので大変危険です。初心者のうちは込んだ海には入らないのも自己防衛手段のひとつです。

沖に出るときに他のサーファーが波に乗ってきたら、進行方向の反対側に避けて下さい。進行方向側に避けると接触事故の可能性が高まります。

誤って他のサーファーのライディングラインを塞いでしまった場合、下手に動くと危険ですのでそのままの状態で居るのがBESTだと思います、上級者なら避けてライディングしてくれるからです。

上記の原因で他のサーファーに接触してまった、又は他のサーファーがワイプアウトやプルアウトした時には、直ぐに謝りましょう。コレはサーファーのマナーです。

〇波待ち

混雑した海では波待ち中も、隣のサーファーと距離を取りましょう。

波待ち中でも大きなウネリの場合、サーフボード同士が接触しても、破損する危険があります。

貴方が破損し難い新素材のボードを使用していても、相手は普通のボードかもしれません。従来のサーフボードはデリケートです。

〇テイクオフ

一番マナーが要求される場面です。大会以外のファンサーフでは、波のブレイクの進行方向、奥のアウト側のサーファーに優先権があります。

ビーチブレイクでどちらにブレイクするか分からない時もスタンディングファースト(早く立った方)ではなく、あくまで上記ルールを適用します。

波を取り合うのではなく、譲り合いの精神でファンサーフしましょう。

テイクオフ時に一番気お付けるのがドロップイン(前乗り)です。他のサーファーが乗って来る波には絶対にドロップインするのは止めましょう。

上記の波の優先権を当てはめた時、自分がドロップインの形になったら、直ぐプルアウトしましょう。

3サーファーのルールとマナー

 
上記にあるように、睡眠を余り取らずに、車を運転するサーファーの方も居ると思います。

交通事故は他人を死亡させる危険性があります。車両保険には必ず入り、居眠り運転には注意しましょう。

飲酒&薬物運転は法律違反です。飲酒運転が許可されている国(オーストラリア、等)有りますが、日本では法律違反ですし、危険です絶対にやめましょう。

ビーチ&サーフィン中の暴力は絶対に止めましょう。私がサーフィンを始めた頃は、暴走族上がりのサーファーが沢山いて、ドロップインしただけで、パンチングアウトと云う光景を何度も目にしました。

サーフボードが破損したり、怪我御を負っても、話し合いで解決しましょう。

サーファーの常識とマナーは、一般人と同様です、サーフィンのルールとマナーを守り、サーフィン上達に繋げましょう。