サーフィンを始めたばかりの初心者や、これから始めようとする人たちは、海ではどのようなトラブルがあるのか、どのように対処すればいいのか、また、トラブルに巻き込まれない為にはどうすればいいのか少し不安に思われるかもしれませんね。

そこで「サーフィン初心者が遭遇しやすいトラブル集」をご紹介いたします。

1.自宅からポイントまで

サーフィンを始めたばかりの初心者は、海に向かう時にどのような交通手段を使うのが良いのでしょうか。

ショートボードはほとんどの鉄道会社で持ち込みが可能ですが(持ち込み可能なサイズは各鉄道会社にお問い合わせください)、ロングボードは間違いなく不可能なので、ロングボーダーは車を使用する事になります。

車にキャリアを取り付けボードを載せ、颯爽と海岸線を走る車をイメージし心を踊らせることでしょう。

でもその前に。車内にボードを入れることのできる大きな車なら問題はありませんが、屋根に積んだボードが風に飛ばされると、とても大きなトラブルになりますね。

ボードを積む時はストラップでしっかりと固定し、余ったストラップが風で暴れないように2重結びをしたり、かた結びをする等ボードが完全に固定されてることのチェックを忘れてはいけません。

そようなことも考え経験者と一緒に海に向かうか、ショップに板を預ける、すなわちボードロッカーをレンタルするのも良い方法ではないでしょうか。

2.海での怪我

サーフィンは初心者でなくても、比較的に怪我と隣り合わせのスポーツだと言われています。

1番起きやすいのはボードとの接触事故で、自分が飛ばしてしまったボードが他のサーファーにぶつかったり、ボードを傷つけてしまうことに十分過ぎる注意を払うのはもちろんでなのすが、単独での事故や怪我にも注意が必要です。

波に巻かれて体が海底に叩きつけられたり、サーフボード体から離れないように掴んだときにフィンで
手を切ってしまったり、自分で飛ばした板にぶつかったり。

それは大きな波だからおきるトラブルとは限りません。小さなショアブレイクでも油断をすると、波から降りるときに自分の板が足に当たり怪我をするので、波打ち際でも注意が必要です。波は小さくてもとても大きなパワーを持っているものなのです。

怪我を防ぐ為にも、初心者はできれば海底が砂地のビーチブレイクと呼ばれるポイントでサーフィンをするのが良いでしょう。

怪我をしたりトラブルを引き起こさないためにも、ルールやマナーを守り楽しくサーフィンをしたいですね。

3.海の生き物

海の凶暴な生き物の代名詞はサメですね。

しかし、もっと身近に日々遭遇する危険な生き物もたくさんいます。それはウニ、エイ、そしてクラゲやカツオノエボシです。

特に夏、頻繁に発生するクラゲやカツオのエボシには要注意です。

クラゲに刺されると、ミミズ腫れや水泡、炎症などが起こるので、触手を取り除き、海水で洗い流して病院に向かいましょう。クラゲは素手で触らない!水ではなく海水で洗い流す!がポイントです。

クラゲよけ成分の入った日焼け止めもお勧めです。

4.まとめ

初心者が様々なトラブルに巻き込まれない為には、可能であれば経験者と同行するが良いでしょう。

1人で海に向かう場合は、サーフショップにアドバイスをして貰うもいい方法だと思います。

サーフィン中の怪我やクラゲによる被害やトラブルを防ぐ為に、夏場でもラッシュガードやタッパーなど薄手のウェットスーツを着用することをお勧めします。