サーフィンとは崩れてくる波の上を滑り波のサイズ、動きに合わせてライディングをするスポーツです。

サーフィンを始めたばかりの初心者や、サーフィンを全く知らない方からしてみるとどのようにしてあの波に乗っているのだろうと疑問に思うことがあると思います。

そこで今回はサーフィンに欠かせない「波」と「サーフボード」についてお話ししていこうと思います。

波のサイズ

先ほどサーフィンとは崩れてくる波の上を滑ると言いましたが、波と一口に言っても海水浴場のような穏やかな波もありますし、台風のグランドスウェルが入った時のような大きいサイズまで様々あります。

そこで、テイクオフもコンスタントに決められないサーフィン初心者に向いている波というのはサーフボードのサイズによっても決まってくるのですがここではショートボードでの場合を書いていこうと思います。

ショートボードとは波の上を自由に走りわまり、時に宙を舞うエアーを決めたり、チューブを巻いている波の奥深くに入ったりするために開発されたサーフボードです。

しかし、このショートボードはある程度の波のサイズがないとテイクオフも難しく、サーフィンを始めたばかりの初心者にはコントロールが難しいとされています。

そこでショートボード初心者に適している波は人の少ないビーチブレイクで、波のサイズはモモ〜コシ前後が適しているのではないかと考えています。

これ以上小さい波だとやはりボードのコントロールが難しくなったり、テイクオフにパドルのスピードが要求されてくるのです。

さらに、これ以上サイズの大きい波ではテイクオフどころか波のブレイクしている沖にすら出れないだけでなく少しのミスで大怪我をすることも考えられるのです。

初心者のうちはその波のサイズの判断も難しいと思いますので、先輩サーファーやその土地のローカルなどと仲良くして聞いてみるのもいいかもしれません。

先輩サーファー達は少しの無茶は上達には必要と言うかもしれません。

しかし、そこは自分の技量をしっかり理解し危険と感じたら海から上がる勇気もサーフィンの上達には必要なのです。

サーフィンは自然を相手にしたスポーツです。

入った時は穏やかな波でも1時間後にはオーバーヘッドの上級者オンリーの波に
変貌を遂げていると言ったことも珍しくありません。

急なカレントが発生していると言ったことも考えられます。

サーファーは常に海の変化に気を配り、自然に敬意を払い自然に遊ばせてもらっているといったリスペクトの気持ちを持って楽しいサーフィンライフにしていきたいですね。