サーフィンに車で向かう初心者も多いと思います。車でのサーフィンは荷物も気にせずに、仲間とワイワイとても楽しいイメージですね。でもトラブルが待っているかもしれません。
そこで「サーフィン初心者が車でのサーフィンで注意すること」についてお話しさせていただきます。
1.車への積み方
ショートボードなら車の助手席に放り込んで気軽にポイントに向かえますが、ロングボードだとそうはいきません。
長いワゴンタイプの乗用車、トラックもしくはバンに乗っていない場合にはキャリアが必要になってきます。キャリアを使用してロングボードを積む場合には少し注意が必要です。
テールを進行方向に向け、フィンボックスを上に向け積むのが基本です。ボックスタイプで取り外せるフィンを使用している場合は、できれば取り外した方が良いでしょう。フィン周りは衝撃に弱いので注意してください。ケースに入れて積む場合も同様です。
ボードにはロッカーと呼ばれる反りがあり、デッキ面が上を向いてると風の影響を受けやすく、ボードが安定しません。
ストラップでの固定はしっかりとして、ハードケースの場合ファスナーの閉め忘れにも注意し、ソフトケースでも風が入らないようにしてください。ボードを落としてしまうと大事故に繋がりかねません。
2.駐車場
無断駐車・路上駐車・迷惑駐車は絶対にダメです。駐車場のある場合は必ず駐車場に入れてください。
住民とのトラブルに発展するケースもあり、せっかくのポイントに入れなくなると、他のサーファーも困りますね。絶対にやめてください。
3.車上荒らし
車上荒らしの被害にあうサーファーもいると聞きます。
人けのないポイントでは、窓からから見えるところに物を置かないようにし、鍵は身につけてサーフィンしてください。また現金をたくさん持っていかない等、注意が必要です。
4.夏の暑さ対策
夏の暑い日の車中に、ワックスを塗ったサーフボードを長時間放置すると、ワックスが溶けてしまいます。もちろんワックス自体も同様です。
5.トイレやシャワー
トイレやシャワーの完備されていないポイントも数多く存在します。
特に冬のサーフィンではトイレも近くなりますので、事前にポイント情報などで確認することをオススメします。シャワーのないポイントへ向かう場合は、ポリタンクなどに真水を入れて持っていけばいいでしょう。保温バッグ付きのものなら冬場でもお湯が使えてとても便利ですね。
6.仲間と一緒に
目的のポイントが遠方だと、サーフィンの交通費は以外と高くなるので、割り勘で行ける仲間と一緒だと助かりますね。
ガソリン代に高速代、週末ごとのサーフィンでもバカになりません。朝一の、まだ人の少ないキレイな波を求めて夜中に出発サーファーもたくさんいます。そんな場合にも、運転を交代できる仲間と一緒だと安心です。また、サーフィンで疲れた帰り道の車の運転は、十分に注意してください。
特に初心者は、海にでのアクシデントに備るためにも、仲間と一緒に行くことをオススメします。