ハワイのパイプラインでチューブライド、彼女と一緒にタンデムライド、いつかはタヒチに行ってチョープーを攻めてみたい。そんなアナタも最初は湘南のファンウェーブで十分です。

サーファー一人一人に目的と目標、スタイルがあると思われます。此処ではサーフィン初心者へ用具選びのアドバイスをいたします。

1自分のサーフスタイルを選んでみよう

ショートボード、ロングボード、ファンボード、サーフボードの種類とサーフスタイルは連動しております。ショートボードでは二人一緒に乗れませんので彼女と一緒のタンデムライドにはロングボード、ハワイのパイプラインのような大きなチューブ波でチューブライドをするなら長めのショートボード(ガンorセミガン)、湘南のヒザ波だったらファンボード若しくはロングボードがお勧めです。

僕がサーフィンを始めた80年代初頭の日本は空前のサーファーブーム、車にキャリアを付けて、ショーボードを積んで原宿、渋谷を走れば、女の子が車に乗ってくるナンテ噂が立つ程でした。

当時、海の中はショーボードのシェアが90%以上を占めていたと思います。

現在はショートボード、ロングボード(ファンボード)、ボディボードと海の中での選択肢が広がっており、自分のスタイルに合わせてチョイスできます。

2サーフィンスタート時の必需品と初期費用

サーフボード+デッキパッド+リーシュ・コード(ショート5~10万円、ロング10~15万円)
ウェットスーツ+サーフブーツ&グローブ(フルスーツ3~5万円、スプリング2~3万円)
ラッシュガード&ボードショーツ(計1万円前後)
サーフボードケース(ソフトケース・ニット5千円前後、ハードケース1万円前後)
ポリタンク+保温ケース&シャワー(1万円前後)
サーファー着替え用ポンチョ+着替え用トレイ又はBOX(1万円前後)
ワック+ケース、ボード損傷用リペアテープ、ウェット補修用ボンド、他小物(1万円前後)
                             合計(概算)15万~20万円
※上記は全て新品で揃えた金額に成ります。
サーファーには移動用の車が必需品ですが、上記初期費用から除外してあります。
 
サーフボードは、ロングボードorショートボード、ドチラをチョイスするかで5万円前後の差が出てきます。

ウェットスーツは始める季節によって変わりますが、上記2種類あれば1年間過ごせます。ウェット摺れ、日焼け対策の為にもラッシュガード着用をお勧めします。

サーフボードケースは車載用ならニットケースで十分ですが、サーフトリップ用(飛行機移動、等)と
兼用するならハードケースを選びましょう。車内にボードが積めない方はサーフボードキャリアが別途必要になります(車内積み可能であれば車内積みしましょう・ボード盗難、損傷予防の為)

ポリタンクは冬のサーファー必需品、サーフィン後冷えた体にお湯を掛けて温める為。

ミニバンのような大きい車以外で、車外でウェットに着替えるなら着替え用ポンチョは必需品。トレイかBOXは着替え中に体重を乗せるので強度ある物を、着替えた後、濡れたウェットスーツの
運搬様に使います、強度の有るRV BOXなら椅子としても兼用出来ます。

ワックスは季節に合った物を選びましょう(真夏に冬用ワックスでは直ぐ溶けて使えません)

初心者の頃は、サーフボード接触、等でボードが傷つく機会が多いと思います、なのでリペア用テープは必需品、海から戻ったら損傷個所はそのままにせずリペアキットで修理しましょう。

自分で修理は無理と思うのであれば、修理に慣れているサーフ仲間に頼むかショップに修理に出しましょう。

初心者の頃は、頻繁にサーフボードが損傷する機会があるので、傷つき難いサーフボード(モールドボード、エポキシ、等)又は練習用ソフトボードを選ぶのもありだと思います。

初期費用抑えたいのであれば、初期投資のメインである中古ボードを選んで、その他の物も
ヤオフク等、中古品で揃えれば上記概算の半額以下の初期費用で済むと思います。

さらに新品で全部揃えてもネットショッピングなら可也の減額が可能な筈です。

3行きつけのサーフショップを持とう

経験者からのアドバイスとしては、ボードは手に取って選ぶべきだと思います。

現在はマシンシェーブボードやモールドボードのように、外観が統一されて殆ど同じに造られているボードが増えていますが、手に取ってみないとボードとの一体感は掴めません。

ウェットスーツも初めての場合、サイズの数値だけで判断せず試着が必要です。

自宅の近所、職場&学校近く、最寄り駅前、よく行くサーフポイント、等に行きつけのサーフショップを見つけましょう。

サーフボードを手に取って選ぶのも、ウェットスーツの試着にもサーフショップが便利です。

サーフィン初心者の頃は自分で判断できない事も多いと思いますので、ショップなら店員からアドバイスをも貰えますし、中には所属プロの居るショップもあるのでプロから直接アドバイスを貰えるかもしれません。

サーフィンの練習でスランプになったらショップのサーフィンスクールに参加すればスランプ脱出のヒントが得られるかもしれません。

サーフィングッズを何処で選ぶかは、個人のスタイル&価値観の違いもありますのでご自分で十分検討して、先輩サーファーのアドバイスも参考に選択してください。