夏だからサーフィン、友人に誘われて、サーフィンブームだから、女の子にモテそうだから。

貴方は何が切掛けでサーフィンをはじめましたか?サーフィンの始め方は十人十色です。

1サーフィンを始める動機

 
私のサーフィンの始め方は、80年代初頭は空前のサーフィンブームでサーファーディスコも大盛況。

『キャンディキャンディ』(渋谷)『B&B』、『プカプカ』(新宿)、『レオパードキャット』(六本木)私も10代の頃は上記のディスコに頻繁に通いました。

当時のディスコは、踊るのが目的という方も居ましたが、男性の大半の大半の目的は、女の子にモテたいからだったと思います。

サーファーディスコで知り合った女の子との会話でも当然サーフィンの話になり、当初、私はサーフィンをしておりませんでしたので会話について行けず、女子に軽蔑の眼差しで見られた事もありました。

高校卒業を切掛けにサーフィンを始めた私は、ディスコ通いを止めサーフィンに専念しました。

まあ特定のガールフレンドが出来た事と、専門学校生でアルバイトもしておりましたが、東京から湘南&千葉の海に行くガソリン代&高速代を捻出するには、サーフィン以外にアルバイト代を回すのは無理だったからです。

何時もサーフィンに行く時は、サーフィン仲間4人で、当初私の兄の車を借りて海に毎週通いいました。サーフィン仲間4人共、御多分に漏れずサーフィンブームのおり、サーファーディスコ通いから海でサーフィンへの変更組でした。

2新島で本格的にサーフィンに目覚める

 
私は、サーフィンを始めた年のゴールデンウィーク伊豆七島の『新島』にガールフレンドと一緒にサーフトリップに出かけました。

当日は『ハイストンクラシック』という当時新宿スジオアルタ2階にあったサーフショップ主宰のプロサーフィン大会が開かれておりました。

それまで湘南(鵠沼)でヒザ波でのサーフィンしか経験がなく。羽伏浦のエメラルドグリーンの海とダブル前後のチューブ波、プロサーファーの別の波に乗り替えるように映るカットバック、『此処は本当に日本か?』とカルチャーショックを受けたのを覚えております。

早速、大会エリア外でパドルアウトした私でしたが、まだドルフィン・スルーをマスターしてらず、全然沖に出れませんでした。

幸か不幸かカレントにのり1度だけ沖に出ましたが、湘南のヒザ波での経験しかない私にはダブルのチューブ波は恐怖の対象でしかなく、そうこうするうちに1度のパーリングで海底に叩きつけられ砂まみれになり、命からがら波打ち際のショワブレイクを脱出して初めての新島サーフトリップは終了しました。

ショワブレイクでのパーリングと脱出劇の一部始終をガールフレンドに見られており、
恥ずかしいやら情けないやらで。本格的にサーフィンに打ち込む切掛けになりました。

3サーフィンを始めるのは簡単

 
冒頭にありましたように、サーフィンの始め方は人其々でサーフィングッズを揃えれば誰でも簡単に始められます。

しかし、サーフィンを止めるのも、引越し、就職、結婚、子育て、等、私のサーフィン仲間も他人から見ればアッサリ簡単にサーフィンを止めていきました。

私の場合、先の新島での体験以前は、学業でもスポーツでもバンド活動でも本気を出しきるという経験がなく、俗に言う『スイッチが入った』事がなかったと思います。

人生のスイッチを入れるのは簡単ではないと思いますが、サーフィンに出会えたのですから海の中でスイッチを入れてみては如何ですか。