サーフボードやウェットスーツを揃えて、車に乗ってポイントに向かう。初心者にとってサーフィンは敷居の高いスポーツのように思えますが、サーフショップに相談してみてはいかがでしょうか。

そこで「サーフィン初心者のためのサーフショップの使い方」についてお話しさせていただきます。

1.サーフショップのメリット

サーフボードやウェットスーツなどのグッズを揃えるだけなら、ターミナルにある量販店や、ネットショッピングでも十分に間に合ういます。ポイント情報や波情報も、ネット検索やアプリですぐに得ることができますね。

おまけにサーフショップは入りにくいイメージがありませんか。では何故サーフショップをオススメするのでしょうか。

1.ポイント近くのサーフショップ

サーフショップで働く人たちはほとんどがサーファーです。特にポイント近くのショップスタッフは、毎日少しの時間でも見つけては海に入りたい、ライフスタイルにサーフィンが組み込まれている人たちばかりです。

スクールを開催しているショップも多く、初心者が気軽に楽しめるようにレンタルも充実し、そのポイントのクセや特徴も含めてタイムリーな情報が得られるところがメリットです。

サーフボードを選ぶ時にも、自分のライディングを知ってくれてるスタッフだと、目指すスタイルや体力、ポイントの波質に合ったボードをアドバイスしてくれるでしょう。もちろんリペアの相談にも乗ってくれますね。

大きなサーフショップになると定期的に大会も行われ、それを目標に練習に励むサーファーも多く見かけます。またバーベキューなどを通して、サーファー同士のコミュニティを図るショップもあります。

2.自宅や職場近くのサーフショップ

手軽に立ち寄れるところが魅力ですよね。

同じ趣味の人たちが集まり、コミュニケーションできるのはとても楽しい時間です。

ショップのツアーを利用し遠くのポイントに向かったり、お店で知り合った仲間と車に分乗して海に出かけると交通費も助かり、移動での疲労も軽減されますね。中に上級者がいると、色々とアドバイスしてもらえる事もあるかもしれません。

2.サーフショップのデメリット

ではサーフショップと付き合うデメリットはあるのでしょうか。

グッズを購入する場合、定価販売がほとんどなので割高に感じることがあります。

サークル状態のショップだと人間関係が煩わしく感じる事もあるでしょう。

3.まとめ

ショップは時と場合に分けて使い分けていいと思います。

ポイントによって色々なショップに顔を出すのもいいでしょうし、リペアなど後々手のかからない消耗品はネット通販を利用して、安く手に入れていいと思います。

しかし、的確なアドバイスがサーフィンの上達を早めるのも事実ですので、初心者はスクールを利用することをオススメします。

スクールはロングボードやファンボードが中心ですので、ロングボードを始めたい初心者は、お店の雰囲気をよく確かめて、ロングボーダーの多いサーフショップを選んでください。

ショップ所属のプロサーファーがいたり、オーナーやスタッフがプロサーファーのショップだと、一緒にサーフィンするチャンスがあるかもしれません。間近でプロのライディングを感じると、波待ちのポイントから、波の見極め、テイクオフのタイミングまであらゆる面で勉強になることでしょう。