バランスのスポーツと言われるサーフィン。バランスはサーフィンと切っても切れないキーワードです。

バランスを征する者は、サーフィンを征します。サーフィン上達にはバランス感覚は必需品です。

1横乗り系とバランス

 
サーフィン、スケートボード、スノーボード、俗に言う、横乗り系スポーツです。

人間の体は左右のバランスには強いが、前後のバランスに弱い人体構造になっております。

足を開いて、横から人に押されても、足を踏ん張れば、中々倒れず、前後から押されると、左右で押された時よりも、弱い力で倒れるはずです。

スキーと比べると明確ですが、スキーは進行方向前後に、長いスキー板を使用し、前後のバランスはスキー板が取り、左右のバランスをストックで補っています。

サーフィンやスケートボードの様に横に乗り、人体の前後のバランスを自身だけで取る
スポーツは、特殊で高度なバランス感覚が要求されます。

スノーボードは、ビンディングで固定され、前後のバランスも補助されておりますので、長年サーフィンだけをしてきた私には、スノーボードの足を固定してバランスをとる、ライディング姿勢に、かなりの違和感を感じた記憶があります。

2サーフィンのバランスを考える

 
上記の様に、横に乗るだけで、特殊なバランス感覚を要求されるサーフィンですが、さらにもう一つの特殊なバランス感覚を要求されます。

スノーボード&スキーの雪面、スケートボードの路面&バンクにしても、動きません。

マリンスポーツは動く海面に対応しなければなりません、唯でさえ、特殊な横乗り系なのに、
サーフィンは+αのバランス感覚が要求されるのです。

サーフィンは、難易度が高いスポーツだと初心者の方は納得された筈です。

サーファーは動く海面に対応する為に、前後左右に足を動かし、体の重心を傾け、サーフボードから落ちないようバランスを取っているのです。

3サーフバランスのトレーニング

 
上記に示したように、特殊なバランス感覚が要求されるサーフィンですので、サーフィンのバランス感覚を鍛えるトレーンニグは、海の中で、実際にサーフィンするのが一番と言うか、唯一の方法のはずです。

他のスポーツに無い高度で特殊なバランス感覚を要求される訳ですから、他のスポーツ&トイレー二ングでは再現出来ないのです。

可能な限り海でサーフィンするのがサーフィンのバランス感覚強化に繋がります。

サーフバランスのトレーング

体操競技の平行棒の幅くらいの板の上に立ち、サーフィンのライディング姿勢を取ってください、実際にライディングしているイメージを想像して、板の上で出来る範囲でステップを変化させ、ライディングポーズも波に対応するように変化させて下さい。

板の幅はサーフボードより狭い為、高度なバランス感覚要求が要求される筈です。

スケートボードを使ったイメージトレーニング

スケートボードのバランス感覚は他のスポーツより、サーフィンに近く、ターンのイメージトレーニングも出来ます。

海に行けない日はスケートボードのイメージトレーニングでサーフィン上達&サーフバランス強化を図りましょう。