ボディサーフィンを利用したサーフィンの練習方法

ボディサーフィンは、波の力に依存する傾向が強いので、波とのドンピシャのタイミングを取る必要があります。

波を見る目やタイミングの取り方を習得し、泳力も鍛えられるのでサーフィン上達に繋がるそうです。

1.ボディサーフィン概要

ボディサーフィンは海外ではメジャーなスポーツで、ハワイではボディサーフィンしか出来ないビーチポイントもあるそうです。

利き腕に取り付けるハンドプレーン、足にはフィンを履き、波の推進力を利用して身体で行うサーフィンになります。

上達すれば何も装着しないで行ったりもします。

波のパワーが強い掘れた波のポケットが適しているそうで、サイズが大きくパワーがある場合などはハンドプレーンやフィン、更にはクロールする事も邪魔になるケースがあるそうです。

そうなるとバタ足だけでテイクオフする場合もあるそうです。

掘れた波がベストフィールドなのでゆくゆくはチューブライディングも可能になります。

チューブライディング出来るようになるとサーフィンでも活かす事が出来るようです。

ボディサーフィンは、ピークがブレイクする瞬間のドンピシャで合わす事がコツになります。

頭が足の爪先より低くなるか足の爪先が波のトップより上に行った瞬間滑り出すので、この瞬間に体を伸ばし切ります。

乗れない波が向かってきた時はドルフィンスルーでやり過ごしますが、サーフボードなどの浮力の抵抗がない分沈め込みやすく、楽にやり過ごす事が可能です。

やり初めは足がギリギリ着く波打ち際で行うようにしましょう。

足が着けば溺れるリスクも減り、アウトサイドより乗れる波がバンバン入って来るので数もこなす事が可能になります。

また、海底をキックする事で初速である推進力を得やすくなります。

泳力が達者になってくればクロール、若しくは両手で水を掻くなどして初速を得て、波の速度と同調する事でテイクオフする事が可能になります。

ビーディング、バタ足は補足的に使うようにします。

泳力も付き、慣れてくればサイズのあるアウトサイドに行くケースもあるようですが、サーフボードなど浮き輪を担う物がなくなりずっと泳ぎ続けるので注意が必要です。

テイクオフの方法は両手を含めた体を伸ばし切り、波を両手両腕で波のフェイスの反発を利用する為に押さえる事で上半身が浮き、波に押される事で波を滑り出します。

慣れれば胸を両腕代わりにし滑降するスタイルもあるそうです。

ライド中はバタ足、若しくはドルフィンキックで推進力を与え続けないと失速して沈んでしまいます。

バタ足の方が推進力はあり、ドルフィンキックは水面に振れる面積と時間が長いので波の力を得やすいようなので、臨機応変に選択し調整するようにしましょう。

力むと失速し沈む原因になるので、ボディサーフィン中は終始リラックスするように心掛けましょう。

身体を起こすと失速、プルアウトになるので、危険回避やラインナップにすぐ戻る時にプルアウトするようにしましょう。