サーフィンをした後はお腹がペコペコになりますね。それはサーフィンがとてもハードなスポーツだからです。サーフィンの基礎体力をつけるためには、何かトレーニングを継続して行った方がいいですね。

そこで「サーフィンで大切な基礎体力を鍛えるトレーニング法」についてお話しします。

1.サーフィンの運動量

同じ横ノリ系のスポーツ、スノーボードとサーフィンはどう違うのでしょうか。

スノーボードはゲレンデに着くと、リフトで上まで連れて行ってもらえますよね。それに比べてサーフィンは、自分の力で波待ちのポイントまでパドリングをして向かわなければなりません。

そしてまたパドリングで波を追いかけ、波をつかまえてテイクオフするのです。

波が大きい日は遠く沖で波がブレイクするので、幾つかの波を超えてテイクオフポイントまで漕ぎ出していきます。また波の小さい日は波のパワーがないので、テイクオフの時にしっかりとパドリングしなくて、はなかなか波に乗れなかったりします。

サーフィンをしている間は、ずっと両腕をまわし続けてるといってもいいでしょう。

週に1~2回程度のサーファーなら何か陸上でのトレーニングを取り入れ、基礎体力の維持、特にパドリング持久力を向上させることが重要になってきます。

2.基礎体力を上げるために

サーフィンの上達のための基礎体力を上げるには、どういったトレーニング方法が良いのでしょうか。

1.有酸素運動

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的です。

運動の習慣のあまりない人にはウォーキングがオススメです。1日に30分から1時間を目安にするといいでしょう。それは有酸素運動の効果は20分が過ぎてから現れると言われているからです。

水泳やバイクを取り入れるのもいいですね。特に水泳はパドリングの練習にもなるので、近くにプールのある人は時間を見つけて行ってみてください。

2.筋トレ

筋トレはトレーニングの王道です。

ジムに通うのもいいですが、自宅で自重トレーニングをするくらいなら簡単にできますよね。

筋トレは大きな筋肉を鍛えるのが効果的です。からだで一番大きな筋肉はどこだか知っていますか。それは大腿四頭筋、つまり太ももの筋肉です。

スクワットを中心に太ももを鍛えることは、基礎体力を上げるのにとても効率が良いのです。

3.体幹を鍛える

体幹を鍛えるとは簡単に言うとインナーマッスルを鍛えるということになります。

サーファーだけではなく、サッカー選手、テニスプレイヤーなど一流のアスリートは、自らのパフォーマンスを向上させるため、一様に体幹トレーニングを行っています。

体幹を鍛えるとからだの軸がしっかりとし、姿勢が良くなり、基礎体力がアップします。

3.まとめ

基礎体力を上げるための、陸上におけるトレーニングについてお話ししましたが、一番いい方法は海でサーフィンをすることだと思いませんか。

本来の目的であるサーフィンの上達には、繰り返し海に通い、サーフィンを楽しみながら経験を重ねることが最良の方法だと思います。

時間いっぱい波を追いかけ、パド筋が悲鳴をあげても、サーファーは心の底からの素敵な笑顔になるものなのです。