クラシカルなサーフスタイルを身につけよう | サーフィンの上達法

ロングボードで滑ることを身につけて、クロスステップなどのウォーキングまでできるようになったら、ノーズライディングをやってみたいですよね。

そもそもサーフィンの歴史はロングボードから始まっています。

ロングボードの大きくて深いライディングがクラシカルなライディングと呼ばれる所以はそこにあります。

そんなロングボードのテクニックの一つであるノーズライディングをきれいに決めて見せるのはロングボーダーの憧れでもあります。

1.ロングボードライディングの美しさ

サーフィンにおいて、クラシックスタイルのロングボーダーの美しさの表れでもあるノーズライディングは、ロングボーダーなら必ずチャレンジしたくなるテクニックです。

チャレンジする前にまず、写真や動画をみてみましょう。

まっすぐに突き出たサーフボードの先端にサーファーが立って両手でバランスをとったり、背中を丸めてポーズしていたりします。

まるでその様子は、波の上に立ったサーファーを波がずっと推し進めているようにも見えます。

こんな空間をサーフィンしている自分が作り上げることができたら素敵ですよね。

ロングボーダーなら是非チャレンジしましょう。

上達すると特別の瞬間を味わうことができます。

サーフィンでは、ショートボードは短く回転性があるので、その利点を使ってスピーディーでアグレッシブなテクニックを使いますがロングボードはその浮力の利点を活かしてノーズライディングやウォーキングなどのテクニックを使うことができます。

ノーズライディングはその名の通り、ノーズ付近にまでいかなければならないのですが、そこまではクロスステップをしながらバランスとります。

このノーズライディングには2種類のやり方があり、ハングファイブとハングテンです。

どんな違いがあるのかというと、これもその名の通り、片足にある5本の指をノーズにひっかけるのがハングファイフです。

一方、ハングテンは両足の10本の指をノーズに引っ掛けて波に乗るテクニックのことです。

上達する上で気をつけるコツはとにかくバランスです。

クロスステップができる方ならタイミングをつかめば問題なくできると思います。

まずはクロスステップで抜足、差し足で体重移動による速度調整とバランス調整を身につけて、そのままいけそうなタイミングでノーズまで歩いてしまいます。

そして片足か両足をノーズにひっかけて自分のポージングです。

決まったらたまらなく気持ちいいでしょう。

できることならポージングの後に転げるのは格好悪いので、そのまま重心を移動して最後まで乗りつないでもらいたいと思います。

バランスがとれていないうちにノーズまで行ってしまうとノーズが沈み失敗してしまうので気をつけましょう。

そして、ハングファイブやハングテンなどのノーズライディングにトライするときは、ノーズにもしっかりとワックスを塗っておきましょう。

決めのポーズでツルッと滑るのはあまり格好のいいサーフィンではありません。

格好良くハングファイブやハングテンを決めたいですね。