個人差はありますが、道具のメンテナンスは楽しいものです。

サーフィンの主な道具は、サーフボードとウェットスーツとビーチサンダルですね。

とても手軽なスポーツですが、サーフィンが好きになればなるほど、道具のメンテナンスは楽しくなるものです。

特にサーフボードのメンテナンスは重要です。

自分を気持ち良く走らせてくれる相棒ですから大切に扱いましょう。

ここでは、サーフボードに傷をつけてしまった場合の対処方法について基本的なことを説明致します。

1.自分でリペア

サーフィンをしていて、サーフボードに傷がついてしまった場合、小さな傷か大きな傷かで対処が変わってきます。

少し後がついてしまった傷の場合は、自分で道具を用意して修理(リペア)しましょう。

サーフショップに行くとアルミのテープ、液体樹脂、硬化材、紙やすりなどの道具が入ったリペアキットが販売されています。

少しぐらいの傷であれば、これらのリペアキットに入っているアルミのテープを貼ってあげてばそれで完了です。

とにかく水がサーフボードに入りこむのを防ぎましょう。

傷がついて水を含んだままのサーフボードを放置しておくと、そこから腐っていき壊れてしまいます。

大きな傷の場合、リペアキットに入っている説明書やインターネットでリペアのやり方を検索してリペアすると良いでしょう。

簡単に説明すると、傷の部分を一旦きれいに切り取り、液体樹脂に硬化材を混ぜたものを少し多めに塗りつけます。

一日ぐらいでカチカチに固まりますので、紙やすりで丁寧に削っていけば完了です。

DIY shopで粗めの紙やすりと、なめらかな紙やすりの2タイプ購入しておくとよいでしょう。

メンテナンスするとこれらのリペアの道具にすら愛着が湧いてくるものです。

ただし、メンテナンスが完了するまでは、サーフィンできなくなってしまうので、そこは覚悟が必要です。

割れてしまった場合は、行きつけのサーフショップに持って行き、修理を依頼しましょう。

ひどい割れ方をしてしまった場合は、修復不可能な場合もあります。

私もなんどもサーフボードを傷つけましたが、一度、浅くほれた波でやっていた時に岩にサーフボードを当ててしまい、先端に近い部分を割ってしまったことがあります。

見るも無残なサーフボードを見た時は、涙がでてきそうでしたが、見事修復した時はなんとも嬉しい気持ちでいっぱいになったものです。

でも本当は、岩に自分が当たらなかったことを喜ぶべきでした。

割れたサーフボードを見た時に、これが自分の頭だったらおそろしいことになっていたなとも考えさせられました。

2.ショップに持って行こう

近所に行きつけのサーフショップをつくっておくことは、こういう時にとても便利です。

ショップが長く続くかどうかという問題もありますが、サーフィンのちょっとした悩み事や、サーフボードを傷つけてしまった時のメンテナンスを助けてくれ、上達までの近道を教えてくれます。

ショップの店員と気が合うか合わないかもありますので、時間をかけていくつものショップをまわるのをお勧めします。

サーフィンが上達するのは道具のメンテナンスも大切でしょう。