チューブの中は異次元空間です。貴方も異次元にトリップしてみませんか?

チューブライディングは異次元トンネルの入り口。トンネルの向こうはパラダイスです。

チューブライディングの実践と練習

チューブ波は初心者のウチは慣れるまでは、中々テイクオフが難しい波だと思います。パーリングを恐れず果敢にアタックして慣れて貰うしないと思います。

練習法としては、ボディサーフィンやボディボードでチューブの中に入ってみて、チューブの中を体感するのも練習法だと思います。

ボディサーフィンの場合、水泳が可也達者な方でないと危険が伴いますので、足ヒレ(フィン)の着用をお勧めします。

ボディボードでチューブな中に入る練習は、ある程度チューブの感覚を掴んだら、実際にご自分のサーフボードを使ってテイクオフの練習に移りましょう。

ボディボードで慣れてしまい過ぎると、テイクオフのタイミンングが掴めなくなる危険があるからです。

同じチューブ波でも、ビーチブレイクとリーフブレイクでメイクの仕方が違います。

羽生浦のビーチブレイクのチューブ波の場合
斜め下に突っ込んでいくイメージでスケッグが残っている感覚があります。

キラのリーフブレイクのチューブの場合
スケッグが抜けた感覚になり、フワッと又はヒラヒラと横に落ちる感覚です。

ドチラもテイクオフの時に慣れるまでは、テイクオフする時に目な前の水が消えた感覚になり、奈落の底に落ちていく感覚です。

リーフブレイクのキラではサイズが可也上がった時でなければ、海中で撒かれる時間は少ないのですが。

新島はビーチブレイクなので、オーバーヘッドになると、初心者の頃は窒息死するのではないかと思う位に撒かれます。

だから、新島でのチューブ波でのテイクオフは奈落の底に突っ込んで行く恐怖感が有りました。

新島でのテイクオフの練習は恐怖とパーリングの繰返しだったと思います。

キラでのテイクオフの練習もテイクオフのコツが掴めず、パーリングを繰り返しました。

私が経験した、チューブ波に対応するテイクオフの練習法
大学のジムに通っていた私は腹筋台を見て閃き、腹筋台に逆に腹ばいに成り、チューブ波をイメージして腹筋台の上に立ちあがりテイクオフの練習をしました。

大学のジムのトレーナーに『オー!ユーサーファー?』と笑われましたが、この練習の成果がチューブ波でのテイクオフの成功に繋がったと思います。

チューブの中のライディング姿勢
ひたすらトンネルの出口を目指します。波のサイズ、状況、自身のボード長さで変わって来ます。

アドバイスとしては波側のレールが抜けないように踏ん張る。ステップがウンヌンより最後の踏ん張りです。

プロのチューブライドの映像を見みると、完全にマウスが閉じてスープに巻かれているのに、最後まで踏ん張ってスープの中ら出てくる映像を見かけます。

アレは絶妙なバランス感覚と柔軟性と経験、『火事場のクソ力』のような最後の踏ん張りだとおもいます。

最後に、チィーブライドでの注意点
チィーブライドは経験です。パーリングを恐れず果敢にテイクオフしましょう。

チューブ波のサイズにも寄りますが、ダブルオーバーのチューブ波からは、何時も着かている、ショートボードより20~30cm位長く、テイルが尖ったセミガンタイプのボードをお勧めします。

何時もショートボードよりテイクオフがし易くなると思います。

リバーマススでチューブに成るような大きなうねりは、河口から海方向にカレントが発生します。

危険ですので初心者の方は入らない方が無難です。上級者のライディングを見るのも練習です。ギャラリーに徹するのもチューブライディングの上達に繋がります。