サーフィンを始めたばかりの初心者にとってサーフィンの技術を覚えることももちろん大切なのですが、サーフィンの用語をしっかりと知っておくことも今後サーフィンをする上で重要になってきます。
サーファー同士の会話ではサーフィンをしていない人が聞くと外国語のように聞こえ海を目の前にして何を話しているかすらわからないといったことも珍しくありません。
そしてサーフィンの用語を知っていると海での危険回避行動にもつながりますので技術と並行してしっかりと覚えていくようにしましょう。
そこで今回はサーフィンの用語の中でも使用頻度の高い「フロントサイド」と「バックサイド」とはなんなのかを解説していきたいと思います。
1.サーファー同士の会話
サーファーA「今日の波のサイズは肩前後、風向き、潮回りは完璧で面ツルのレギュラーの波がたってるよ。」
サーファーB「え、まじで!? レギュラーフッターの俺にとってはフロントサイドでトップに何発も当てこめそうなコンディションだね。」
サーファーA「セットでもレギュラーばっかでグーフィーの波がブレイクしないからグーフィーフッターの俺は常に苦手なバックサイドだったよ。でも練習になったけどね。」
いかがでしょう?
これはサーファー同士の会話を再現して見たものですがサーフィン初心者のあなたには理解できますか?
次の章でしっかりと「フロントサイド」と「バックサイド」について解説していきますので安心してくださいね!
2.フロントサイド
サーフィンでフロントサイドとはテイクオフした後に波を目の前にしてライディングする方法です。
フロントサイドでのライディングでは波を目の前にしている分、波の動きをしっかりと見ながら波にサーフボードの動きを合わせることができるため比較的簡単にライディングをすることができます。
レギュラーフッター(左足が前)の場合レフト方向に割れる波がフロントサイドになりますのでレギュラーの波の時はどんどんテイクオフをしてトレーニングができます。
フロントサイドでは波がよく見えている分波だけに意識が向いてしまうことがありますので、しっかりと周りも見て他のパドルアウトしてくるサーファーがいないかなども含めて見ておくと安心してライディングをすることができます。
3.バックサイド
同じくレギュラーフッターの場合上記とは逆でライト方向にブレイクする波の時にはバックサイドになります。
バックサイドでは波に背を向けてライディングすることになりますのでフロントサイドに比べてどうしても難易度は高い項目になります。
バックサイドの時はハンドムーブをしっかりと使い視野を広げ波を見ることが重要になってきます。
波を見ることにより恐怖心もなくなりライディングに集中することができるようになりますので、しっかりと波全体に意識を向けておくようにしましょう。
4.最後に
サーフィンの用語はこの他にも様々なものが存在しますので波のない日などはこういった用語を勉強しておくことも重要になってくるのです。