海は楽しいところですが、危険もいっぱいです。
特に安全で快適な都会での生活に慣れている私たちは、ちょっとした自然の変化に対応できずに体調不良に陥ることもあります。
海に入って夢中でサーフィンを楽しみすぎて、海から上がったら疲れとともに急に体調を悪くする方もいらっしゃいます。
そうならないために海でサーフィンを楽しむための基本的なこころがけをここでは説明します。
1.睡眠をしっかりとる
何をするにも睡眠不足はいい効果を生みません。
逆に体調管理して十分に睡眠をとるとサーフィンをよりよく楽しめるでしょう。
若い方で、無理をする方も中にはいらっしゃいますが、体調がよくないまま海に入っても結果としてイメージどおりに乗れずに楽しさが半減してしまいます。
なるべく普段から規則正しい生活を習慣化させるのがいいです。
朝から入ることが多いので、サーフィンをきっかけに早起きの習慣を身につけてしまうのも一石二鳥です。
習慣化出来ていない方も、前日はなるべくたっぷりと睡眠をとるようにこころがけて下さい。
初心者に限らず、サーフィンをする方に体調管理は必要不可欠です。
2.お酒はひかえる。
二日酔いで海に入るのは厳禁です。
海水浴でも飲酒で海に入り事故につながっているケースがとても多いのはご存知だと思います。
サーフィンは、海水浴とは異なり、潮の流れがあり、波の高い海に入りますので、飲酒した状態や二日酔いの状態で海に入るのは大変危険なことになります。
十分に気をつけましょう。
一緒に行くサーフィン初心者の仲間でそのような状態の方がいたら海に入らないように説明してあげて下さい。
前の日に飲むのは支障ありませんが、適量を心がけましょう。
3.ご飯はしっかりと食べる
初心者でサーフィンをはじめた方ならもうお気づきですが、サーフィンは非常に激しいスポーツで、運動量も多いです。
海から上がるとほとんどの方はおなかがペコペコです。
これを逆に受け取ると、空腹状態で海に入るのは、体がエネルギー不足になりますので、すぐにバテてしまいます。
冬の水温の低いときは、さらに体力を奪われますので途中で疲れてしまうのは、何か気象条件の急変が生じたときにうまく対処できなくなるおそれがあります。
海に入る前は、ご飯をしっかり食べて、十分なエネルギーを蓄えて入って下さい。
食べ過ぎは逆効果ですので気をつけて下さいね。
特に初心者の方は、サーフィンには体調管理は非常に重要だということを覚えておいて下さい。
4.海に入る前の準備
海に着くと初心者の方に限らず、ワクワクして走り出して海に飛び込む方がいらっしゃいますが、準備体操をしっかりすることを心がけて下さい。
何度もいいますが、海の中で体調不良になると思わぬ危険に陥ることがありますので、事前に体をほぐして危険な状態に陥るのを防ぎましょう。
1.ストレッチと準備体操
サーフィンは激しさとともに瞬間的に力を込めることもありますので、そのような刺激で足がつることもあります。
海に入る前は、足、ふくらはぎ、もも、腰、背中、腕と全身をほぐしてあげて下さい。
インターネットで検索すると簡単なストレッチ方法や準備体操がありますので、普段からお風呂上がりに行って習慣化させるのがよいでしょう。
冬場は、外気が冷たいので早く海に入りたがる方多いですが、寒さで体の冷えている冬場こそ十分なストレッチと準備体操が必要なことを覚えておいて下さい。
サーフィン初心者にとって、このような体調管理は、海に入るときだけ行うのはおっくうに感じられることが多いので、なるべく毎日の習慣として心がけるとよいと思います。