サーフィンが上達するには、基礎体力をあげる必要性があることは記載しましたが、基礎体力をあげるだけでなく体の柔らかさもサーフィンの上達には必要不可欠です。
波のコンディションに合わせて様々なテクニックを行いますが、その前提として、いろんな体勢ができる体の柔らかさがなければ当然ダメだと思います。
体の柔らかを身につけるには陸上のトレーニングで十分です。
ここでは毎日できるストレッチトレーニングなどについて説明します。
1.柔軟な体が瞬発力を引き出す
テイクオフ一つとってもサーフィンには瞬発力が必要になってくるのがよくわかります。
瞬発力を引き出すのは筋力だけでなく、柔軟な体がないと引き出せません。
瞬発力を必要とするスポーツ選手は皆体が柔らかいのをご存知でしょうか。
お相撲さん、そうあの関取も股割りができるぐらいに体が柔らかいのです。
そのような柔軟性を持っているからこそ、立会いの時の瞬発力を引き出すことができるのでしょう。
柔軟な体を手にいれるには、筋トレと同じで毎日コツコツとやることでサーフィン初心者でも寒天に手にいれることができます。
準備運動や筋肉痛を和らげる効果もあるので、サーフィン初心者の方はストレッチ覚えることで、上達しやすいでしょう。
2.上半身
サーフィン初心者の方は、肩周りや首を中心にやりましょう。
腕を前に持ってきて、もう片方の腕で抑えて10秒数えたり、首をゆっくり回すなどして硬くなった筋肉を和らげましょう。
また体を回したりする準備運動も背中や腰の筋肉をほぐしてくれます。
インターネットやストレッチ専門の本をさらっと読んで基礎的なものを覚えるとサーフィンに役立ちます。
3.下半身
サーフィン初心者の方がサーフィンの上達を考えるにあたって、上半身よりも下半身のストレッチを念入りにすることをお勧めします。
屈伸や、膝曲げて寝転ぶのも効果的です。
股割りができる方は、できる状態を維持するとよいでしょう。
いずれもお風呂上がりに毎日ストレッチを行う習慣を身につけることがサーフィンが上達する上で有効的です。
そして海に入る前にも必ずストレッチと準備体操をやりましょう。
特に冬は外気が寒いのでついついストレッチせずに海に入りがちですが、海の中で足がつったりすると大変なことになります。
サーフィンする時は、寒い時こそ、十分に体を温めてから海に入るくせをつけましょう。
4.体を冷やさない
これはストレッチとは直接的には関係ありませんが、普段の生活の心がけで体調コントロールするコツがあります。
スポーツ選手に共通していることではありますが、冷たい飲み物を控えることはサーフィンの体調管理をする上でとても重要になってきます。
冷たい飲み物を体に取り込むと、急激に体が冷やされて体が驚いてしまい、思わぬ体調不良を招くことがあるそうです。
普段からあまり冷たいものを飲まないようにしたり、体を冷やさないようにするとよいでしょう。
特に海に入ると自分では気づかないうちに、体がものすごく冷やされていたりしますので、夏場でも海から上がった後は冷たい飲み物は避けましょう。