サーフィンを長く楽しむためには、道具のメンテナンスが大切です。
どんな趣味でも、道具を集めたり、メンテナンスするのは楽しいものですが、サーフィンも同じです。
どちらかというとサーフボードとウェットスーツがあればなんとかなるので、手軽な趣味ではありますが、こだわってくるといろんなサーフボードや高性能のウェットスーツが欲しくなるものです。
それでもお気に入りの使いなれた道具は、身体にフィットとしてなんともいえない安心感を与えてくれます。
ここでは基本的なメンテナンスとして保管と運搬について説明します。
1.サーフボードの保管
サーフィンで使うサーフボードは丈夫なようで丈夫ではありません。
ウレタン樹脂でできているので折ろうと思えば簡単に折れてしまいます。
そして、日光に長時間当てていると日焼けをして変色してしまいます。
海から上がったら真水で軽く洗い、タオルで水分を拭き取りましょう。
そして保管ですが、頻繁に海に行かれる方は、日の当らない出し入れのしやすい場所に置くとよいでしょう。
そういったメンテナンスをする心がけをして、相棒であるサーフボードを大切にするのも上達への心がまえだと思います。
ロングボードやレトロなサーフボードは部屋に置いてあるだけで、一種のオブジェになります。
おしゃれな南国風のカフェやレンストランでたまにレトロなサーフボードを飾ったりしていますが、そんな雰囲気で部屋を南国風に模様替えするのもサーフィンしている気分になれるリラックススペースが増えて楽しいものです。
最近では、保管用の様々なツールが販売されており、簡単に壁にかけられるものもあるそうです。
リビングのお気に入りのロングボードが飾ってあるなんて、それだけで気分が上がりますね。
インターネットでどのようなものが販売されているか検索してみると良いでしょう。
たまに電車から外を見ているとベランダにサーフボードを出しっ放しの方がいらっしゃいますが、ベランダに置きっ放しにすると日に焼けてしまい見るも無残な色になってしまいますのでお気をつけ下さい。
2.ウェットスーツの保管
サーフィンで使うウェットスーツは、海水や砂で汚れてしまうので海から帰ってきたらよく水洗いしてください。
ウェットシャンプーというウェットスーツ専用の洗剤も販売されていますが、特にこのようなシャンプーを使わなくても、真水でよく洗うことで長持ちさせることができます。
ワックスの後はなかなかとれませんが、使い込んでる証ですので、格好いいサーファーの証だと私は感じています。
真水でよく洗った後は、裏返しにして外に一日干しておけば乾きます。
乾いたら、表にしてなるべく型崩れしないように肩の部分が丸いハンガーを使用して吊るしておきましょう。
こうやってサーフィンに使用する道具をこまめにメンテナンスすることで、ウェットスーツも長い付き合いの相棒となってくれるでしょう。
3.サーフボードの運び方
サーフィンで最も重要な道具であるサーフボードを運ぶ時は注意が必要です。
一つ目は、他人に当ててけがをさせないようにすることと他人の車に当てて傷つけてしまわないことです。
特にサーフボードのフィンは、鋭利な刃のようになっているので、ある程度の衝撃で人に当ててしまうと肌はザックリと切れてしまうほどです。
持ち運ぶ時は、近くに人がいないか特に気をつけましょう。
子供などが近くで遊んでいる場合は要注意です。
ですので、なるべくハードケースに入れて持ち運ぶのがいいでしょう。
二つ目は、サーフボード自体を傷つけないように気をつけましょう。
特にロングボードは3m近くの長さがあります。
階段を上る時などは、全く距離感がつかめません。
持ち運ぶ時は、前後左右に人がいないか気をつけて運んで下さい。
4.リーシュコード
サーフィンにおいて、サーフボードと自分の足首を結びつけるものをリーシュコードと呼びます。
リーシュコードは海から上がったあとはなるべく丸めないように心がけましょう。
部屋に保管する時は、サーフボードから外して吊るしておくことをお勧めします。
丸めて保管してしまうと、変なくせがついてしまい、海で足に絡まりやすくなるので注意が必要です。
海で使用する道具はこまめにメンテナンスして保管するのも上達する心がまえの一つでしょう。