波がなくて雨が降っている時、家の中で出来るサーフィンの為の練習は実はたくさんあります。
腕立てと腹筋と背筋とスクワットと懸垂など、昔から知っていて経験もある筋トレで十分効果は期待出来、サーフィン上達に一役買うでしょう。
1.家で出来る主な筋トレ
先ずは筋トレの王道、腕立て伏せ。
ゆっくり行い白筋を鍛え持久力を付ける事で波数ボコボコのドルフィン道場の時に効果を発揮するでしょう。
赤筋を鍛え瞬発力を付ける場合はテイクオフの早い動作をする時に一役買うでしょう。
脇を締めて行う事でよりサーフィンの動きに近い形のトレーニングになるでしょう。
人の体で一番大きい筋肉がある太腿を鍛える方法はスクワット。
ライディングの時に効果を発揮します。
バネを鍛える為の瞬発力アップトレーニングはもちろん、長いライディングも可能にする為持久力を鍛えるメニューも取り入れましょう。
特に太腿裏のハムストリングスを鍛える事は、サーフィンはもちろん他のどのスポーツでも大切な事ですね。
片足で行うシングルスクワットをすれば脚力だけでなく体幹を鍛えたりも出来ます。
スクワットのかがみ過ぎは膝に負担がかかり、怪我の原因になりますので気を付けましょう。
一番鍛えたいという人が多いであろうパドリングは懸垂やプッシュアウェイで鍛える事が可能です。
プッシュアウェイのやり方は、例えばソファに片手と片膝をつき、お尻を突き出します。
そこから腰を反り、そしてもう片方でダンベルを持ち、脇を締めたまま背中側に限界まで引き付けます。
そしてゆっくり下ろし、また引くという動作を繰り返す事で背中の脇下部分にある筋肉である大円筋や小円筋、いわゆるパド筋が鍛えられます。
バランスボールにへそを重心に腹で乗っかり手足を地面から離し、海老反りになったりする事で背筋が鍛えられます。
背筋は腰に負担がかかるのでボディバランスを取って予防する為に、腹筋も鍛えましょう。
腹筋はテイクオフ時の足を引っ張り上げる時にも使うのでテイクオフの早さアップにも効果的です。
家の中でも使えるバランスボールやサーフィン練習用トレーニンググッズなどを活用する事で短時間、効率的に筋力アップをする事も可能です。
2.その他の筋トレメリット
家で行うサーフィンのトレーニングはお金もかからず、時間にも縛られなくて自由に練習出来る事がメリットですが、トレーニングする上で意識したい事があります。
可動域です。
出来る限り大きく深くする事で爆発的な力を最大限発揮出来たり、持久力をアップさせる事が可能になり、サーフィン上達に活かせます。
筋トレは、筋力アップはもちろん怪我の防止にもなるので積極的に行いましょう。
怪我をすると大好きなサーフィンが出来なくなりますからね。