寒い冬はサーフィンではなく、スノーボードをする。

スノーボードも同じ横乗りだからサーフィンの練習になるのでは?

と初心者の頃思った事があると思います。

スノーボードは練習にならないと言われますが、スケボーはサーフィンの練習になると言われます。

1.概要

波がない時の陸上でのトレーニングは筋力アップや心肺能力などはもちろん、DVDを見て研究、シャドウサーフィンをする事などが挙げられると思います。

ですが、一番サーフィンの練習、上達に繋がるのは面ツルの切れ切れの貸切の実際の海でのサーフィンのシュチュエーションではないでしょうか。

寒く遠い海外のポイントでは、そういう状況を作りやすいでしょうが、経済面や時間的にも厳しいものがあると思います。

その状況に極めて近付けてくれるのがサーフィン用のスケボー、前の駒であるトラックが可動するスケボートレーニングです。

サーフィンそのままの動きにはなりませんが、近い動きをする事は可能なのでイメージトレーンングには持って来いです。

しかも海でのサーフィンの時のように波を待たなくていいので、貸切状態で何本も乗る事が可能です。

短期集中、効率良く練習する事が可能になりますので、ポイントが遠い所に住むサーファーには時間とガソリン代の節約にも繋がります。

練習法としてはアップスやボトムターン、リッピングなど何でも出来るので、練習出来ないマニューバはないとまで言われています。

2.練習方法

例えばテイクオフ後のフロントのアップスに関しては、デッキパッド、後ろ目に立ちます。

そして足は内股にし、膝は曲げ重心を低くし、腰とへそは前を向ける事で視野を広くする事が可能になる立ち方から入ります。

両腕の上下の振り、タメからリリースの動きなどを実際に近い形でイメトレする事が可能になります。

また苦手だという初心者が多いバックサイドのアップス練習では、バックサイドでありがちな体が閉じる状態を開く状態に矯正出来たり、フェイスを上下する時の動きを貸切状態で体得させる事が可能になります。

また、繰り返し練習する事で太股などのマニューバで実際使う筋肉も鍛えられるので、まさに一石二鳥ですね。

長さや重さやトラックの柔軟性やタイヤの硬さなど、サーフボード同様、色々な種類があります。

ですので、個々のスタイル、レベルなどに合わせた練習が出来ます。

その選択義をフル活用する事で、海になかなか行けないというハンデをカバー、上達する事が可能になってきます。

3.注意事項

サーフィンではこけてもボトムは水面なので怪我はしませんが、スケボーのフィールドはアスファルトやコンクリート、一歩間違えると大怪我に繋がります。

また一般道路でスケボー練する事は禁止されているので、ポイント選びも気を付けましょう。