サーフィンは海で自然を相手にするスポーツです。

しかし、自然を相手にする以上、毎日いつでもサーフィンに適している波がブレイクしているとは限りません。

さらに、サーフィンはできるけれどもサイズが大きすぎたり流れが早すぎたりして、自分のレベル以上の波のコンディションの時も考えられます。

そして、当然ですが夜の時間帯は波が見えないためサーフィンのトレーニングをするのに向いていません。

ナイトサーフィンどもありますが、あれは上級者以上のエキスパートオンリーのセッションなのでサーフィン練習中方などは怪我などのリスクも日中よりもありますので控えるようにしましょう。

ここで挙げさせていただいたコンディションの時に無理して海に入りトレーニングをしても成果が上がらないだけでなく怪我をしてしまい、海のコンディションが整った時に海に入れなくなってしまうことも考えられるのでこのような場合の時は陸トレをすることで海に入っていない時間帯もサーフィンを意識したトレーニングが可能になります。

そこで今回はサーフィン初心者の課題でもあるテイクオフにスポットを当てた陸トレの方法について解説していきたいと思います。

1.陸トレ

まず陸トレとは陸上トレーニングのことで陸上でサーフィンを意識してサーフィンの動きや体幹などを鍛えることを言います。

コンディションが悪く海でのトレーニングができない時や、スランプの際など気分転換にもなるトレーニングなので日常に取り入れて見るといいかも知れません。

2.テイクオフの陸トレ

テイクオフの陸トレについて解説していきたいと思います。

陸トレ用の商品などがサーフショップやネットショップなどで売っているのを見かけることもあるかと思います。

もちろん今回紹介する方法を全てやって飽きてきてしまったのでそういったものを使用するということもありだとは思いますが、今回は身近なものでできるテイクオフの陸トレについて紹介していきたいと思います。

テイクオフの動作は海でやるのがやはり一番のトレーニングではあるのですが、その動作などは自宅でもトレーニングすることはできますのでそれを紹介していきます。

まず用意していただくものは和室があれば畳の耳の部分です(もちろんフローリングなどでもできますがあったほうが目印にもなり特に初心者にはわかりやすいです)

この畳の耳の部分をサーフボードのストリンガーに見立てます。

そしてそのちょうど中央部分に寝そべりそこからテイクオフの動作のトレーニングをするのです。

この時は、海の上ではないので体はしっかりと安定しているはずですので、手をつく位置、胸の反り、足はしっかりと閉じているか、レールを掴まないように意識できているかなどテイクオフで重要なポイントを一つ一つ意識しながら動作します。

スタンドアップの動作の時も同じで、足はしっかりとストリンガーに乗っているか、目線は下を見ていないかなどを意識して動作します。

この動作を陸トレで何度も繰り返すことで実際に海でテイクオフをする時にこの成果が必ず出てきます。

陸トレをすることで海に入っていない時間も海を意識することができますのでサーフィンへのモチベーションにもつながりますのでしっかりと陸トレもやっていきたいですね。