冬の寒い時期も海に入らないのは本当のサーファーじゃない!なんて固いことは言わずに、分厚ウェットスーツを切るよりも楽しい、冬にこそ楽しめるサーフィンのトレーニングはないのでしょうか。

そこで「冬場に試したいサーフィンのトレーニング」について考えてみましょう。

1.スノーボード

冬の代表的な横乗り系のスポーツといえばスノーボードですよね。

雪山シーズンになると、海よりもその時期にしか楽しめない雪を求めて山に入るサーファーも多くいることでしょう。

サーフィンを始めたばかりの頃はなかなか波に乗れなかったり、乗れてもすぐにワイプアウトするものです。また波のピークからテイクオフすることもままならず、上達が遅いと感じることでしょう。

それに比べてスノーボードは、初めてボードを装着した初心者でもリフトを使いスタート地点まで無理なく運んでくれ、その先には整備された適度な斜面のゲレンデが待っています。

もちろん上級者になるには、同じような努力が必要でしょうけれども、初心者が始めるにはスノーボードの方が少し簡単なように思います。

夏に始めたサーフィンがなかなか上達せずに、悔しい思いをしているサーファーは、冬のトレーニングを兼ねて雪山に向かってみてはいかがでしょうか。

スノーボードは元々スノーサーフィンと呼ばれていました。波にレールを入れる感覚と、雪山の斜面をカービングするのは近いものがありますよね。

2.スケートボード

サーフィンに一番近い感覚はスケートボードで味わえるでしょう。

スノーボードは冬のトレーニングに限られませんが、特に冬の寒さで腰を痛めているサーファーにとっては、最高のトレーニングになるはずです。

スケートボードにもデッキのサイズや形状によって様々な種類がありますが、大きく分けるとストリートボード、ミニクルーザー、ロングボードの3種類があります。

ストリートボードはもっともポピュラーなスケートボードので、トリックをメインに遊びます。ミニクルーザーはコンパクトなスケボーで大人気ですね。

一番長いロングボードはトリックを決めるには不向きですが、サーフィンのロングボードと同じように、ボード上でステップを踏むことも可能なので、ノーズライディングに向けてのクロスステップの練習にも最適です。

3.まとめ

冬場のトレーニングに、冬にしかできないスノーボードと、冬の海はちょっと…という人のためにスケートボードを紹介しましたが、一番のオススメはやはりサーフィンです。

夏の海は大混雑ですが冬の海は比較的空いているので、波に乗れる本数も増えてきます。冬になると波が上がる地域もあり、思う存分サーフィンが楽しめます。

ウェットスーツもサイズが合っていれば寒さもあまり感じないでしょう。ブーツやグローブ、ホットジェルなど寒さ対策のグッズもたくさん出ていますので色々と試してみてください。冬用のウェットスーツはオーダーがオススメです。サイズが合ってないと水が入り込んでとても寒いですよ。

サーフィンには夏のイメージがありますが、本当はシーズンなんてありません。サーフィンは一年中楽しめるとても素敵なスポーツです。