貴方はグーフィースタンスそれともレギュラースタンスですか?

スタンスは現在の回転系テクニックでは重要に成っております。ご自分の理想スタンス幅を見つけサーフィン上達に励みましょう。

1ケリー・スレーターはサーフィン界のヴァンへイレン

 
私がサーフィンを始めた、80年代初頭はプロサーフィンの大会でも、回転系の技やエアリアルは見られませんでした。

プロサーファーでもしない技を初心者サーファーがする筈もなく、私がエアリアルや回転系の技にチャレンジする事は有りませんでした。

80年代に入る前にも回転系の技は、クルクルおじさんと云われたバテンスが大会でも見せておりおましたが、他のプロサーファーは大会では殆ど使いませんでした。

エアリアルも80年代半ばにはフライボーイと云われた、マーティン・ポッターが、大会でもタマに使いましたが、大会で使っても着地に失敗する可能性が高かったはずです。

当時はエアリアルとは呼ばず、『エアボーン』と云っておりました。

因みにマーティン・ポッターは大会でエアボーンを出さなくなったら世界チャンピオンになれました。

ケリー・スレーターやロブ・マチャドのニュースクール系が出て来た当時も、エアアリアルや回転系の技が成功しても、ジャッジはどう採点したらよいか、迷ったようで、ニュースクール系とオールドファッションの対決とサーフィン界は賛否両論に発展しました。

結果はケリー・スレーターが直ぐプロ世界ツアーのグランド・チャンピオンなり、回転系とエアリアルが主流の時代になりました。

そして現在、中高生のアマチュア待大会でも回転系とエアリアルが見られるように成っております。

コレはロック界(ギタリスト)と似ており、ヴァンヘイレンが出て来た時に、タッピングが『どうやって弾いているのか』ロック界に衝撃が走ったものです。

当時はタッピングと日本では呼ばず『ライトハンド奏法』と呼びました。

コチラも70年代にタッピング自体はジェネシスのスティーブ・ハケットが使っており、ヴァンヘイレン自身もアラン・ホールズワースのレガート奏法を練習していて、左手の指が届かなかったので、右手を使ったのがタッピングの始まりと云うのは、ロック界では有名は話です。

当時はプロでもタッピングを使うギタリストは殆どいなかったのに、80年代に入り殆どのロックギタリストが使い出し、現在はタッピングが出来ない、アマチュアギタリストの方が少ないと思える状態です。

長々とサーフィンに関係のない話をしましたが、無いもモノを真似るのは出来ないが、有るモノを真似るのは早いという事です。

コレを初心者のみなさんは肝に銘じてサーフテクニックを磨くのが上達のカギです。

2スタンスの確認と練習法

 
現在、回転系のテクニックが主流ですので、ショートボードは、70年代末期に回帰したような、所謂ツインフィンシェープと云われる短いボードが主流です。コレは回転性を高める為だと思います。

ショートボードの基本スタンスの幅は、自分の肩幅に+両足又はさらに+両足位の幅です。

現在の短いボードでは回転系の技に対応する為にさらに上記より広めの幅にスタンスを取っているようです。

スノーボード、スケートボード、サーフィン。いわゆる、横乗り系と云われる、上記3スポーツですが全て経験すれば分かりますが、似て非なるモノです。

ただし、共通項があります回転系とエアリアルです。

サーフィンでは回転系&エアリアル両方と出来ない私ですが、スノーボードとスケートボードでなら比較的簡単にできました。

サーフィンのスタンス幅調整と回転系&エアリアルの練習に、スノーボード&スケートボードを取り入れてみるのも良い練習になると思います。

スタンスの幅に気を配り練習するのがサーフィン上達のカギです。