サーフィンでは様々な波に対峙することがあります。
同じ波は2つとしてありません。
そして波は常に変化して私たちサーファーを魅了しています。
私たちサーファーはその強大なパワーを持った自然や波をコントロールすることは到底できません。
どんなに小さな波でも遥か沖から長い旅をして来た巨大なパワーがあります。
サーフィンはそんな波に乗らせてもらい遊ばせてもらっているというものなのです。
サーフィンができる波の形は様々なものが存在します。
同じ波が来ることはありませんし常に変化しているのですから、私たちサーファーがその波に対応せざるを得ないのです。
※1常にレギュラーブレイクやグーフィーブレイクといったコンディションはまず考えられませんのでフロントサイドもバックサイドもしっかりトレーニングをしてできるようにしておかなければその波に対応することすらできずに終わってしまいます。
※1(南アフリカのJ-BAYやハワイのpipeは特別なものとします。)
今回はそんなバックサイドで乗らなくてはいけない波が来た時にも冷静にアップスで抜けることができるかどうか。
バックサイドでしっかりとアップスをするにはどのような点に注意して動作を行っていけば良いのかを解説していきたいと思います。
1.バックサイド
バックサイドとはに背を向けてライディングするテクニックでレギュラーフッターのサーファーの場合はグーフィーの波の時にこのバックサイドになり、グーフィーフッターのサーファーの場合ではレギュラーの波の場合にバックサイドになります。
バックサイドは波を背負ってライディングする分波の見え方も感じ方もフロントサイドでのライディングの時よりも全く違います。
当然サーフボードのコントロールもその分難しくなります。
2.バックサイドでのアップス
ここではバックサイドでライディングをする上でも必ず必要になるテクニックアップスの方法を解説していきます。
その原理や方法はフロントサイドのアップスとなんら変わりはありませんが波を背負っている分波の重圧がモロにかかってきます。
そこでバックサイドでアップスをしようとする時にはしっかりとハンドムーブを取り入れる必要が出て来るのです。
フロントサイドでももちろんハンドムーブは必要なのですがそれ以上にバックサイドでは必要になって来ます。
テイクオフ後にバックサイドでライディングする場合はしっかりと手を広げ視野を広く保ちます。
視野を広く保つことで波を背にしていてもブレイクして来る波をしっかりと捉えることができmすので、恐怖心は全くなくなります。
あとはフロントサイドの時と同じくレール to レールで確実に素早くサーフボードにスピードをつけて波を抜けていきます。
バックサイドでのアップスでは視野を広く保つこととハンドムーブでしっかりとサーフボードをコンロトールすることが大切になってくるのです。