流れるようなレールワークでラウンドハウスカットバック、グラブレールでバックハンドチューブライド。

レールワークは華麗なテックニックの要です。レールワークを磨いてサーフィンを上達させましょう。

1スノーボードで逆エッジ

 
私は十年以上のササーフィン経験を経て始めてスノーボードを体験しました。それまでスキー経験もなく雪面を滑った事はありませんでした。

雪面で始めて食らった逆エッジの衝撃がわ忘れられません。

サーフィンは海上でワイプアウトしても自分のボードが当るか、余程のビッグウェイブで無い限り、海中に落ちても痛みは有りません。(海中で呼吸が出来ず苦しみますが)

スノーボードでエッジ(サーフボードのレール部分)を差し間違えると、思い切り転び雪面は堅い為、物凄い痛い思いをします。

サーフィンしていた時はレールを使っている感覚は余り無かったのですが、このスノーボードの逆エッジの衝撃でサーフボードのレールワークを改めて意識し直しました。

2レールワークは自然とついて来る

 
サーフィンの場合、余程の強引な事でもしない限り、逆レールを食らってワイプアウトは無いはずです。

サーフィンはブレイクの方向に進んでいる限り波のフェイスは片面にしか無く、スケッグが水中に掛ってスタビライザー(安定化)の役目を果たしますので、逆レールでワイプアウトなんて事はあまりないはずです。

スノーボードの場合多少のコブでも、逆エッジになれば直ぐに転びます。

サーフィンはスムーズな動きを意識すれば自然とレールワークは付いてきます。

3 レールワークを意識しよう

 

〇テイクオフでのレールワーク

普通の波ならレールワークを意識をしなくても済みますが、掘れた波や、チューブ波なのではレールワークを意識しないとパーリングの可能性が高まります。

掘れた波やチューブ波では、ボードが中に浮くイメージになるので波側のレールを食い込ませる意識持ってテイクオフしましょう。

チューブ波なのでは、グラブレールで反対側のレールを持ち波側のレールを食い込ませる意識を持ちましょう。

〇ボトムターンでのレールワーク

ボトムに降り切ってトップに登って行く時は、レールを抜いて縦の動きを意識しましょう。

〇アップス&ダウンでのレールワーク

加速度を増す為に、レールの切り替えは意識的に素早く行いましょう。ボトムでは波側、トップでは岸側のレールを意識的に行えば、スピードに乗ったアップス&ダウンが出来ます。

〇カットバックでのレールワーク

必ず左右のレールの切り替えが必要になるカットバックはレールワークを強く意識しましょう。

カットバックの第一ターンで方向転換の時は、しゃがんで重心を落とし、左右のレールの切り替えを行いましょう。この時に重心を落とし過ぎて、レールワークを意識せずテールで方向転換するような形では、失速してしまう。

〇オフザリップでのレールワーク

トップでボードを返す時にレールを斜めに蹴り出すとボードが返しやすいです。レールワークを意識するとライディングの流れがスムーズになり、綺麗なサーフィンの上達に繋がります。