ロングライドへの入口がテイクオフならブリッジがアップス&ダウンです。

アップスを上達してロングライドのコツを掴みましょう。

1ロングライドへの道

 
貴方はどの位のロングライドをした事がありますか?

南アフリカのジェフリーズベイ、オーストラリアのスナッパーズロック、南米ペルーのチカマ。世界には1キロメートル以上のロングライドが出来るポイントは数多くあります。

初心者のみなさんも、1キロは無理でも早く100m以上のロングライドをしてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

アップス&ダウンをマスターすれば、他の高度なサーフテクニックが出来なくてもロングライドは可能です。

2アップス&ダウンの実践

 
簡単にいうとボトムターンとトップターンの繰返しがアップ&ダウンです。

上記、二つのターンを連続して行けば、結果的にはアップス&ダウンなりロングライドに繋がります。

アップス&ダウンは波のフェイスでスピードを出すためのテクニックです。ボトムターンとトップターンに工夫を加えるのがコツです。

フロントサイドのアップスでは、ボトムターンの時にリッピングに繋げるような、溜めを作ってボード縦に向けるような深いターンではなく、ボトムに降り切る前に、状態を起こしままボードを踏みこめば、波のパワーでボードがトップへ向かうパワーゾーンを探して浅いボトムターンをします。

次にトップターンですが、コチラは普通のトップターンと同じです。膝のクッションを利用して態勢を低くして、前足に加重しスピードをつけます。

上記の浅いボトムターンとトップターンの繰返しがアップス&ダウンです。

次にバックサイドのアップス&ダウンですが、バックサイドではフロントサイドより腰を落として、状態を開きながら波の進行方向を見ます。

フロントサイドのアップスが膝でターンしている感覚なら、バックサイドのアップスは腰でターンしている感覚になります。

アアップス&ダウンをロングライドへ応用

 
ロングライドをするには、あり程度のサイズの波が必要です。

現在のサーフテクニックの主流は回転系と縦の動き、80年前後まではプロの大会でも横の動きが主流でした。

ロングライドにはカットバックやフローターも必要になりますが、アップス&ダウンだけでもロングライドは可能な時もあります。

アップスは波のパワーゾーンを走るテクニックなので、波の先端を走って行く訳です。

70年代のプロ大会の映像を見ると、ある程度のサイズの有る波でも、ボトムに降りずに、
波のトップ近くで小さいアップスを繰り返しているのを見かけます。

アップス&ダウンだけでのロングライドの参考にして下さい。

4サスケートボードを使ってアップスの練習

 
アップスの練習はスケートボードで応用出来ます。

サーフィンのライディングスタイルでスケーボードの上に立ち、進行方向に波のフェイスがあるとイメージして、スピードが乗るようにボードをジグザグに動かしましょう。

バックサイドの練習では上記より腰をおとして、進行方向、背中側に波のフェイスをイメーじして、スピードが乗る様にジグザグ走行してください。

上記は余り大きくターンするのではなく、あくまでスピード重視で、斜面でスピードを得るのではなく、自力でスピードアップするのがコツです。

アップスが上達すればロングライドへの道が開けます。